腟トリコモナス症の原因、感染経路

腟トリコモナス症は、肉眼では見えない小さなトリコモナス原虫が性器に入り込んだことが原因で起こる性感染症です。

古くからある性感染症の一つで、感染経路はオーラルセックスを含む性行為によって感染することがほとんどです。

男性の場合は尿道で感染しても、おしっことともに流れ出ることもありますが、女性の場合はタオル、便器、浴槽などを共有することで感染する可能性もあり、大衆浴場などで性交渉の経験がない女性や子供も感染してしまうことがあります。

腟トリコモナス症の症状

女性の場合は膣だけではなく、膀胱や子宮頸管などにも感染するので、さまざまな症状が現れます。
分かりやすい症状では、黄色の膿性で泡立ちがあり、悪臭のするおりものが増えるようになります。

その他には外陰部や膣のかゆみ、ただれ、痛み、または性交痛などといった症状も現れます。
しかし、感染者の20~50%は症状が出ない場合もあるようです。

男性の場合は症状が少ないことが多いですが、尿道からの分泌液が出たり、おしっこのときに痛みがあることもあります。

腟トリコモナス症の検査方法・費用

検査は婦人科や産婦人科、性病科などの医療機関で行います。
医療機関での検査費用はおおむね3000円から5000円です。

また自宅に郵送されてくる検査キットを使った検査方法もあります。
検査キットの場合はおおむね8000円から1万円です。高額ではありますが、他の性感染症も同時に検査できるものもあります。

検査方法は尿道や膣などから採取した分泌物を顕微鏡で観察し、トリコモナス原虫を見つける鏡検法などがあります。

腟トリコモナス症の治療法

治療は市販薬ではできません。また、この性感染症は自然治癒することもありません。
症状がないからといって放置しておくと、卵管炎などを発症し、将来の不妊や早産の原因にもなります。
治療方法は抗原虫薬を約10日間服用します。

主に経口服薬ですが、女性の場合は膣錠を使用する場合もあります。症状の強さによってはこの二つを併用することもあります。

服用を終えて、自覚症状が消え、再検査でトリコモナス原虫も消えていれば治療終了となります。

腟トリコモナス症の予防法

性行為の際は、必ずコンドームを使用しましょう。
感染のリスクが高まるので、不特定多数との性行為は避けましょう。

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