A型肝炎の原因、感染経路

A型肝炎は口から感染するウイルスです。
口から入った肝炎ウイルスは消化管を通る際に吸収され、血流にのってやがて肝臓へと到達します。また、性交渉による感染も確認されています。

A型肝炎のウイルスは、糞便に生息しています。ウイルスを持った糞便に触った手で食べ物を食べる・扱うなどすることにより口の中へ入り、またそれを食べた人の便にウイルスが排出されます。

糞便に生息するウイルスですから、男性同士での性交渉、アナルセックス、オーラルセックスによる感染にも注意が必要です。

A型肝炎の症状

潜伏期間が2週間~7週間と長く、その間にも感染者から排出される便にはウイルスが生息しているため、自覚のないまま周囲へウイルスをうつしてしまうことがあります。

潜伏期間の後、発熱、全身のだるさ、食欲不振に吐き気やおう吐、数日後には高確率で黄疸が発生します。感染者が高齢であればあるほど、重症になる可能性が高くなります。
一般的に2~3か月で自然に治り、ウイルスが体内に住み続け、慢性化するようなことはありません。

A型肝炎の検査方法・費用

自覚症状がある場合には病院での検査をおすすめします。

受診は内科(消化器科)での診療になります。
費用は診察料が3,000円から5,000円、検査代が3,500円からかかりますが、これは保険を適用していない場合の料金です。保険を適用する場合、3割の負担となります。正確な費用は各診療機関にお問い合わせください。

検査は、臨床診断と血液検査を行います。症状が出る前の検査はできませんので、明らかな症状が出てからの診断になります。

A型肝炎の治療法

A型肝炎の治療薬というものは、まだ存在しません。唯一の治療法は、悪化しないように安静にしていることです。
感染していると診断されたら、必要に応じて入院により経過を観察します。2~3ヶ月で自然治癒することもあります。

診断により肝機能の正常化が確認されたら、治療は終了です。
この後2~3ヶ月は排便による他人への感染の危険があるので、注意が必要です。
感染により一度抗体ができれば、再感染の可能性はありません。

A型肝炎の予防法

ワクチンの予防接種ができます。1回につき5,000円~10,000円、2~4週間の期間を空けて複数回の接種が有効です。

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